屏風職人
〜伝統美で和の空間を演出する〜
部屋の仕切りや装飾に使う屏風を作る人です。細長い木枠の骨格に用紙や布を貼ったパネルを数枚つなぎ合わせ、折りたためるようにしてあります。古くは奈良時代から歴史があり、風よけや空間の間仕切りとして、当時の生活にはなくてはならないものでした。また、絵を描いて飾るためにも使われていました。近年では、金屏風が結婚式などで活用されています。どれも伝統の技で一つ一つ丁寧に仕上げられています。
好きとのつながり
道場でやること
対象:小学1年生以上
- 「屏風職人」のおしごととは?
- 屏風のしくみを学ぼう!
- 土台に和紙を貼って、ミニ屏風を作ろう!
※都合により変更となる場合がございます。
講師プロフィール
片岡 恭一(かたおか きょういち)
片岡屏風店
www.byoubu.co.jp
1945年、東京都墨田区に創業した屏風店の2代目。節句用、ホテル式場用、装飾用など、さまざまな屏風を専門に製造している。東京都では唯一の屏風専門店として、長年伝わってきた伝統技術、また伝統行事などを後世に伝えるよう努めている。そのほか、一般の方や修学旅行で東京に来ている学生の方を対象に屏風作り体験も実施している。
東京都優秀技能者(東京マイスター)
道場を体験した感想
普段あまり気にしない屏風の作り方や構造がわかり、とても勉強になりました。今度、屏風を見かけたときは、つなぎ目に着目してじっくり眺めてみようと思います。いろいろなことを親切に教えてくださりありがとうございました。
想像が屏風の中に入ったみたいに思いどおりにできました。屏風のことがいっぱい知れてよかったです。私の好きな生き物を3つのせられてよかったです。またやっていたらやりたいです。すごく楽しかったです。
はじめてだったので、すごくいい体験になりました。最初はどんなのができるか心配だったけど、最後はすごくすてきな作品ができました。楽しかったです。ありがとうございました。