製本職人
~紙から一冊の本を生みだす~
印刷された紙を、本や雑誌などの形に仕上げる人です。紙をページの順番になるように折りたたみ、糸やのりなどを使ってつなぎ合わせ、表紙をつけて完成させます。現在は機械を使って製本することが多くなっていますが、手作業ですることもあります。きれいに製本するためには製本の知識や技術だけでなく、仕上がりを想像しながら工夫を重ねることが必要です。また、一度にたくさん製本することも多いので、地道に仕事に取り組めることも大切です。
好きとのつながり
道場でやること
小学1〜3年生(初級)
- 「本」はどのようにして作られているのかな?
- 製本の工程(折る、切る、綴じる)を体験しながら、一冊のノートを作ろう!
小学4〜6年生(中級)
- 内容未定
中学生(上級)
- 内容未定
※都合により変更となる場合がございます。
講師プロフィール
有限会社篠原紙工(しのはらしこう)
冊子や印刷加工物をつくる製本会社。
一般的な製本作業はもちろんのこと、お客さまの自由な発想をかなえるために自社での技術開発を続け、新たな製本技術と表現技法を開拓、特殊な製本作成を追求し続けている。紙の本の中に電子書籍端末が入っている電子本、紙のジュエリー「ikue」など、ほかの業界とのコラボにより、新たな挑戦もしている。
2018年 第52回造本装幀コンクール 文部科学大臣賞・経済産業大臣賞
2018年 第16回「勇気ある経営大賞」 奨励賞
道場を体験した感想
私ははじめてやりました。製本はこんなにたいへんなんだなーと思いました。
紙がずれたりして難しかったけど、できたときのうれしさはとってもよかったです!!楽しかったです。
断裁の模様がきれいで、見ていると違う模様でおもしろかったです。そして、ひもでとめるのがおどろきました。