練馬区立大泉北中学校
11月22日(月)に、練馬区立大泉北中学校で『おしごとなりきり出前道場』を実施しました。
当日は、中学2年生の121人の生徒が、「スタイリスト」「入浴剤研究者」「インテリアコーディネーター」「栄養士」「マジシャン」「舞台俳優」「弁護士」「気象予報士」の体験をしました。
参加者の感想コメント
スタイリスト
体験してみて、決められた洋服の中からイメージに沿ったものを選ぶのは、とても難しかったです。普段何気なく見ている広告やドラマも、すごく出演者さんが輝いて見えるのはスタイリストさんの仕事の上で成り立つものだと、改めて感じることができました。
入浴剤研究者
自分オリジナルの入浴剤が作れてとても楽しかったです。入浴剤を作るおしごとのことも学べてよかったと思います。今日、作った入浴剤を入れたいと思っています!!!香りの種類がたくさんあっておどろきました!!
インテリアコーディネーター
基本的な知識だけではなく、具体的にできることや気持ちなど、たくさんのことを知ることができました。また実際にコーディネートをしてみて、自分の好みに関係なくお客さまの要望を叶えられるようにすることの難しさを実感しました。
栄養士
私が献立を作るのにとても時間がかかってしまったので、こういう献立を毎日たくさん作っている栄養士の方々はすごいと思いました。とても献立を作るのは楽しかったです。献立や栄養に関することをたくさん教えてくださり、ありがとうございました。
マジシャン
マジシャンという仕事は、見ている人がわからないように口で説明したりするので、難しい職業だなと思いました。今回で覚えられたマジックがあったので、練習して完璧にできるようにしようと思いました。ありがとうございました。
舞台俳優
最初はセリフを言うとかちゃんと演技できるか不安だったけど、みんなと協力して演技をしたり、演技を見たりして、すごく楽しかったです!!将来の夢は舞台俳優じゃないけど、体験をしてめっちゃ楽しかったので少し気になりました!今日はありがとうございました。
弁護士
実際に体験してみて、ただ解決しようとするのではなく、相手の言い分をしっかり聞いてどちらも納得するような結論を出さないといけないのは、とても難しかったです。途中でもいろいろと問題が起こったのに、対応するのも大変だと思いました。
気象予報士
人に情報を伝えることの難しさ、一つの仕事に何人もの人が関わっていることを学びました。予報を見て、台本を書いて、みんなに伝えるという、貴重な経験ができました。発表がとても楽しかったです。
先生の感想コメント
通常の職場体験や職業講話では接することの難しい職種の方と過ごした時間は、今までにない夢のある楽しい時間であったようです。
とかく、職場体験の感想は「働くのは楽じゃない」に終始しがちで、自分の可能性を希望をもって見つめ直す場にはなりにくいのですが、教員にとっても今回の体験は、その意味で職業教育を考え直すきっかけとなりそうです。働くことの大変さも、年齢相応の夢を見ることもどちらも必要であり、今までの取り組みには欠けていたものがあったのではないかと感じています。