仏像修復師
〜仏像に新たな息吹を宿す〜
貴重な文化財である仏像を後世に残すために修復する人です。仏像は長い年月を経ることで、木材や接着剤の劣化、ねずみの害や虫食い、部材の欠損などにより、定期的に修理をして元の姿に復元する作業が必要となります。修復はただきれいにすればよいというわけではなく、文化財としての価値を損なわないようにしなければなりません。そのため、慎重かつ適切な方法で行うことが重要となり、地道な作業や経験が必要となります。
好きとのつながり
道場でやること
対象:小学1年生以上
- 実際の仏像や写真、使用する道具などを見ながら、仏像修復の工程を知ろう!
- 現在修復中で解体されている仏像を、実際に手でさわって体感してみよう!
- 普段見ることができない仏像の内部を見てみよう!
※都合により変更となる場合がございます。
講師プロフィール
芝崎 慶太(しばざき けいた)
仏像修復。
1976年、神奈川県生まれ。2000年に多摩美術大学彫刻学科石彫専攻を卒業後、彫刻家・仏像修復の瀧本光國氏に師事する。2010年に独立して、鎌倉に仏像修復の工房を開く。重要文化財、指定文化財などを含め、今まで百躰以上の仏像や文化財、美術品の修復・制作に携わっている。
道場を体験した感想
本物の仏像が触れてうれしかったです。
自分で作った剣が本物だと思った。
目が水晶になっていたりわざと古く見せたりすごかった。
仏像が分解されるのがびっくりした。
仏像を見て、ドキドキしながら触って、軽いものばかりで安心しました。