川崎市立生田中学校
11月16日(火)に、川崎市立生田中学校で『おしごとなりきり出前道場』を実施しました。
当日は、中学2年生の208人の生徒が、「スタイリスト」「キャンドルアーティスト」「グラフィックデザイナー」「アロマセラピスト」「インテリアコーディネーター」「建築家」「栄養士」「アナウンサー」「マジシャン」「シンガーソングライター」「システムエンジニア」「弁護士」「気象予報士」「プロサッカークラブスタッフ」の体験をしました。
参加者の感想コメント
スタイリスト
スタイリストという仕事は一人で全部やるというイメージだったけど、ディレクターや美術さんたちなど、たくさんの人たちと関わることのできる仕事で、とても楽しそうだなと思ったし、実際コーデを考えたときもいろんな案が出てきて、友だちとたくさん会話ができて楽しかったです!!人の役になるような仕事に出会えたのでよかったです。
キャンドルアーティスト
私が体験をとおして感じたことは、その仕事をいかに楽しむかです。私は今回楽しめたのでまたやりたいと思えたし、ものを作る仕事だからこそ楽しまないと、進んだり良いものが作れないのではないかと思ったからです。
グラフィックデザイナー
発想の転換やアイデアが必要なおしごとだなと思いました。最初はすぐに描けるでしょと思っていたのですが、一つを目立たせても他の良いところが控えめになっていたりするのが、グラフィックデザイナーの難しいところだと思いました。ひと目でわかるデザインを描くのも難しかったです。
インテリアコーディネーター
写真や色の見本を使って、お客さんの好きなものをしっかり把握してから家具を選ぶことが、大切なポイントだとわかりました。家具を選ぶときに、「自分らしく」ではなく、「お客さんらしく」なるように考えているということを知ることができました。実際に家具を選び配置するときに、テーマに沿っているかやお客さんの要望に応えられているかなどを考えなければいけないので、とても大変で難しい仕事だなと感じました。
建築家
今日の体験をして、建築家は僕が思っていたよりもとても大変な仕事で、難しい仕事だということがわかりました。しかし体験してみて、とてもおもしろい仕事だと思いました。建築家はいろいろ想像しながらその建物を作っていくことが、とてもおもしろいと感じました。
栄養士
相手の悩みごと、好きなもの、嫌いなものなどをふまえて、バランスのとれた献立を立てるのは、すごく楽しく行うことができました。栄養士になるための道のりはたくさんのパターンがあり、栄養士としてくる仕事にも、意外なものやえ〜!とおどろくものがありました。一つの食材に含まれるエネルギーなどについて、よりくわしく知りたくなりました。
アナウンサー
私は今、放送委員を務めさせていただいているので、今回の体験をとおして学べたことがたくさんありました。「一度で聞き取ってもらえるように」ということを大切に、私もがんばっていきたいと思います。ミスしてしまったときの対処法や発声練習など、自分から取り組んでいけるとよいと思いました。改めて本当にありがとうございました。
マジシャン
自分はマジックには元々興味があり、いろんなマジックをやってみたいと思っていました。そして、今日とてもおもしろいマジックをやらせていただき、さらにマジックの歴史についても知れました。なので、今日の交流をとおしてマジックにもっと興味をもてました。本日はありがとうございました!
シンガーソングライター
歌詞を作るのは大変で、いろいろな案が出てきたりあまり出てこなかったりして、作るのも時間がかかるけど、作り終えたときの達成感があるなと思いました。感性をみがくということで、いろいろなことに興味をもったりしようと思いました。
システムエンジニア
僕は今回の体験をとおして学んだことは、ただシステムを作るのが仕事ではなく、使いやすいシステムを作るということです。使いやすいシステムを作るには、工夫や技術、アイデアが必要だと思います。もし将来システムエンジニアになるとすれば、使いやすいシステムを作れるかとか、複雑なシステムを作り遂げられるのか考えて決めたいです。とてもいい体験だと思ったし、とてもいい時間だったと思います。ありがとうございました。
弁護士
弁護士になったつもりで模擬弁護をしたところ、決まるところは割とスラスラ決まったが、互いに自分の意見を主張して譲らないときは硬直状態だった。ああいう状態のときはどのような対処をしておさめればよいのかを、たくさん経験することが大事だと知った。法律を勉強することはもちろん大事なことだが、それ以外にも論理的な主張を組み立て、それを発現する力も必要である。
気象予報士
天気の予報などしたことはなかったけれど、とても楽しい時間でした。本当にありがとうございました。人の前に立って発表はとても苦手で大変でしたけれど、データを見て文を考えることは貴重でしたし、滅多にないことができたので、本当にありがとうございました。
プロサッカークラブスタッフ
万人に人気のある企画を考えるのがとても難しかった。考えれば考えるほど元々あるような企画になってしまって、オリジナリティを出すのが難しかった。普段なにげなく見かけているイベントのポスターは、実はメチャメチャしっかり考えられてやっとできているものなんだなと思った。
先生の感想コメント
苛原 健太郎 先生
このような社会情勢で地域での職場体験ができない状況の中、このような出前授業は、生徒たちの新しい学びの場として大変貴重だと思います。講師の方々のお話や体験させていただいたことをとおして、たくさんのことを学ぶことができたようです。本当にありがとうございました。