航海士
〜大海原を越えて人やモノを運ぶ〜
船を運航させるためのさまざまな仕事をする人です。航海中は、船の位置の確認をしながら、天気や海の状況を的確に把握することが重要となります。双眼鏡やレーダーを使いながら、ほかの船と衝突しないように速度や航路をコントロールします。基本的には、船長のもと複数の航海士が乗船し、交代しながら24時間体制で働きます。乗客や貨物の安全を守るため、責任感や判断力、冷静さが求められます。また、海上での生活は何ヶ月も続きますので、体力や精神力も必要です。
好きとのつながり
道場でやること
対象:小学4年生以上
- 「航海士」のおしごとを知ろう!
- 海図に自分だけの航海計画を立ててみよう!
- 船長としてシミュレーターで船を操縦してみよう!
※都合により変更となる場合がございます。
講師プロフィール
日本郵船株式会社(にっぽんゆうせん)
1885年創業の海運会社。海上輸送を中心とした総合物流事業を世界中に展開している。エネルギーから食料品まで、さまざまな貨物を運び人々の生活を支えながら、安全・確実な物運びを通じて持続可能な社会の実現に取り組んでいる。また、こどもたちに海の重要性と船員の魅力を伝える活動も行っている。
道場を体験した感想
海のことをいろいろと知れてよかったと思います。角度がこんなところで役に立つとは思わなかったです。
航海士は安全に運転するだけだと思っていたけど、準備も必要だとわかった。海図を書く人は重要だし、大変だとわかった。
難しかったけど、ブイなどを知れて楽しかった。最初は何も決めずに進むのかと思っていたけど、最初からどう行くかを決めていたのがびっくりです。将来、航海士にもなれるかな。
航海士の仕事は、てっきり船長が障害物を見つけたら、勝手によけて目的地に着くと思っていたけど、航海する前に海図というものとコンパスと三角定規を使って、安全なルートを確認してから出航するんだなと思いました。
今回のおしごと体験で、航海士のたいへんさがよくわかりました。航路の書き方、運転の仕方、船はすぐには曲がれないこと、たくさん知ることができました。ほかにも、日本の航路が一番難しいことや、この仕事に入ると世界を旅できること、いろいろなことが知れて楽しかったです。
実際に船を操作できたのが楽しかったです。夜になったり、雨が降ったり、霧が出たりといろいろあったが、特に夜がわかりづらかった。航海士はこんなに難しい仕事をしていてすごいと思った。
知らなかったことをたくさん知りました。船を運転したときは、夜になるととても怖いということがわかりました。そして、英語は大切ということがわかりました。楽しかったです。