万年筆職人
〜繊細な技術で書き味を支える〜
筆記具の一種である万年筆を作る人です。万年筆とは、ペン軸の中にインキを貯めて、使用するときにインキがペン先に流れ出るようにしたペンです。現在の万年筆は、19世紀にアメリカで発明されたものが基礎となっています。合金でできたペン先に主にプラスティックでできたペン芯をつけ、軸やさやなど他の部品を組み合わせて作られます。ペンの先端には直径1ミリ前後のとても硬い金属の球(ペンポイント)が溶接されています。微妙な形を生み出すために手作業で行う工程も多く、職人の経験が独特の書き味を支えています。
好きとのつながり
道場でやること
対象:小学3年生以上
- 万年筆の仕組みや書き方を知ろう!
- 部品を組み合わせて、万年筆を組み立ててみよう!
- インキを入れてちゃんと書けるか確認してみよう!
※都合により変更となる場合がございます。
講師プロフィール
栗山 兼臣(くりやま かねおみ)
株式会社パイロットコーポレーション 営業支援室 室長
www.pilot.co.jp
大学卒業後、パイロット萬年筆(現・株式会社パイロットコーポレーション)の平塚工場に入社。製造機械の設計を担当した後、筆記具の設計、品質保証、製造現場の監督と、工場内の筆記具に関連した職場全般を担当する。その後、本社に異動。これまでの経験を活かし、万年筆の使用方法、お手入れ方法から、その人に合ったおすすめの万年筆の紹介まで、万年筆の魅力を伝える。現在は、万年筆だけでなく筆記具全般を担当。顧客満足度世界一の筆記具メーカーをめざし、「書く、を支える」企業の一員として働いている。
道場を体験した感想
私は万年筆を作るのははじめてだったので、万年筆のことはよく知らなかったけど、この体験をとおして万年筆がどういうものかがよくわかったので、とても良かったと思います、
私は万年筆を直接見るのも書くのもはじめてでした。だから、私は体験して(作って)みて、万年筆の良さを知れました。これからは、身近にある万年筆を大切に使ってみようと思いました。
いろいろな部品があってびっくりしました。さらに、インクの出る仕組みがわかりました。これから大事に使っていきます。
万年筆のおしごとをしたのがはじめてで、楽しくてまたやりたいです。最初から最後まで自分で作れてよかったです。色も選べて最高でした!
はじめて万年筆を作って書いたので、万年筆の仕組みや書き心地などを知ることができて、とてもいい体験になりました!!また、自分で作った万年筆は世界でたった一つだけのものなので、これから大切に使っていきたいと思いました。
万年筆を作ったことがないので、いい体験ができたなと思いました。すごく書きやすいので、これからも使っていきたいです。今回のおしごと体験で、万年筆のことをよく知れました。
親が万年筆を使っていて、私は「どうなっているのかな?」と思っていたので、この体験をとおして仕組みがわかりとてもよかったです。またものづくりの仕事をやって、将来こんな仕事をしてみるのもいいなと思いました。