講談師
〜軽快なしゃべり調子で物語を読む〜
武勇伝、敵討ち、政治などにちなんだ物語を読む人です。高座におかれた「釈台(しゃくだい)」と呼ばれる小さな机の前に座り、それを「張扇(はりおうぎ)」で叩いて調子を取りつつ物語を読みます。講談師になるには、すでに活躍している講談師に弟子入りするのが一般的です。寄席での前座修行から二ツ目を経て、真打になれば一人前とされます。最近では女性の進出がめざましく、特に若手の講談師は女流の方が多くなっています。
好きとのつながり
道場でやること
対象:小学1年生以上
- 「講談」ってなあに?
- 「講談」を聞いてみよう!
- 「張扇(はりおうぎ)」をたたきながら、大きな声でお話を読んでみよう!
- みんなの前で「講談」を発表しよう!
※都合により変更となる場合がございます。
講師プロフィール
神田 すず(かんだ すず)
講談師。
2006年、講談師の神田すみれに入門し、講談協会の前座となる。2010年には二ツ目に昇進。寄席にとどまらず、企業パーティーや学校、飲食店など、さまざまな場所で講談を行う。
講談を好きになったきっかけは、はじめて講談を聞いたとき、何の予備知識もなしにグイグイ話に引き込まれ、時間が経つのも忘れるほど夢中になったから。
【協力】講談協会
道場を体験した感想
難しい言葉や早口が苦手な僕ですが、少し得意になれました。
始めは恥ずかしくてあまり声が出なかったけど、最後、前で講談をした時、大きな声を出せたのでよかったです。ありがとうございました。
講談師の人は、礼儀作法から日本の文化、聞く人のことなど、いろいろなことを考えているんだなとわかりました。